2005年10月25日
エコポリス福山の都市システム
■エコポリス福山の都市システム
 自然の生態系がもっている自立、安定、循環型のしくみに都市のシステム、生活スタイルを近づけること。すなわち、都市環境を有機的な一つの生態系になぞらえて、そこでおきている様々な環境間題の原因と構造を分析し、都市活動を支える水や物質を循環的に利用し、エネルギーを効率的に利用するとともに、都市の中に自然を保全・創出することにより、自立的・安定的で環境汚染を引き起こしにくい都市構造を築いていこうとするものである。具体的こは、都市活動による環境への負荷を低減するための地域冷暖房、透水性舗装の導入、ゴミ発電、ヒートポンプによる都市の低温排熱の利用、自然エネルギーの利用、資源の回収・再利用、環境にやさしい交通などの総合的なシステムの整備が考えられる。併せて、都市の自然生態系を保全・創出するとともに、地球環境にやさしいライフスタイルヘ転換するため市民、企業、自治体が一体となって取り組む社会システムの形成をめざす。

1.都市の緑化
(1)緑地の保全とともに、街路、公園、公共用地、ポケットパークを活用した緑のネットワークを形成。

(2)工場や一般家庭において窓辺を花で飾ったり屋上緑化の促進。

(3)クラインガルデン(市民農園)の整備。

(4)都市における緑化推進の拠点となる都市緑化植物園(緑の相談室)の整備。

2.水辺のネットワーク
(1)市内の中小河川・用水路・ため池を親水化し緑道でネットワークする。

(2)生態系保全護岸や多自然型河川工法を採用し、白然の水辺に近づける。

3.水の循環システム
(1)雨水浸透システム(透水性舗装など)の導入。

(2)中水道システムの導入。(下水処理水を環境用水、雑用水への転換)

(3)未利用水(芦田川の水利権調整等)を都市環境用水として活用。

4.環境にやさしいエネルギーシステム
(1)地域冷暖房の導入。

(2)白然エネルギーの活用(ヒートポンプ方式による海水、河川用水を熱源として活用)

(3)未利用エネルギーの活用(工場排熱の有効活用、廃棄物処理工場、下水処理場の熱源化)

(4)太陽エネルギーの活用。(ソーラーシステム、パッシブ暖房)

(5)コジェネレーション(電熱併用発電)の導入。

5.資源のリサイクル・システム
(1)一般廃棄物や産業物廃棄の
   リサイクル・システムの確立。

(2)リサイクル運動
 1.プレリサイクル
 (再利用、再循環)
  [衣服、プラスチック
  ガラス容器、生活用具]
 2.リサイクル(ゴミから処理・再生)
   プラスチック
   (トレイ、ペット容器等)
   缶、金属[紙
   (牛乳パック、過剰包装)
   生活用具(冷蔵庫等家電品)
   自動車、白転車]

(3)無駄な消費を見直しゴミの廃棄
   利用システムの創造
 1.ゴミを出さない
 2.ゴミを減らす
 3.ゴミの収集システムの確立
 4.ゴミの再利用
  (熱利用、発電、堆肥)

6.環境にやさしい交通システム
(1)クリーンな公共交通システムの導入。

(2)バイコロジー(サイクリングロード)の導入。

(3)歩車共存道路の整備(中心市街地や住宅地域において)

7.環境教育と人づくり
(1)白然生態公園、自然史博物館、植物園、水族館等の整備。

(2)環境教育の体系化と人づくり