2005年10月25日
わたしたちの目の前に広がる瀬戸内海



高度経済成長の頃には海の色が変わり、異臭まで漂ってくるほど汚れていた海。
こうした状況を改善するために、工場廃水に対する規制などの取組みが進められて
きた結果、当時に比べると随分きれいになりました。……しかし




 
2005年10月24日
瀬戸内海の現状
遠くから眺めるときれいに見えるこの海も、よく見てみると、心配になるような状態が見えてきます。例えば…
海岸に流れついている様々なゴミ 赤潮の発生
近年発生する新種の赤潮はカキなどの二枚貝に大きな被害をもたらしました。
海岸のゴミ 赤潮プランクトン
(ヘテロカプサ・サーキュラリスカーマ)
海の環境にとって重要な役割を有する藻場、干潟や自然海岸の減少
藻場は海のゆりかご 干潟は多様な生物の生息場 ヤマトオサガニ 自然海岸は人と海とのふれあいや、瀬戸内海の景観にとって重要

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
2005年10月23日
環境保全の取り組み
わたしたちは、瀬戸内海から様々な恩恵を受けて豊かな生活を営んできました。
貴重な財産である瀬戸内海をより良い状態で、次の世代に引き継いでいく必要があります。そのためには…
貴重な自然環境を守り、残された環境をこれ以上悪化させない。 (保全)
失われた環境をできるだけ取り戻し(修復)、生物の生息や自然と人との良好な関わりを築く観点から必要な環境を創り出す。(創造)
こうした考え方のもとに、次のような取組みを進めていく必要があります。
貴重な自然環境等の保全
貴重な自然環境等の保護・管理の充実・強化
海域利用の適正化
 
環境修復・創造事業の推進
水質保全対策や環境が悪化した海域環境の修復
海とのふれあいの場や生物の生息環境等の整備
アビ(県の鳥、広島県野生生物の種の保護に関する条例に基づく指定野生生物種) 広島港五日市地区人口干潟
環境学習・環境教育、住民参加の促進
環境に対する認識を深め、環境に負荷の少ない行動を促すための環境学習・環境教育
環境保全活動等のへの県民、事業者の参加
技術開発・モニタリング調査の推進
汚濁が進んだ海域環境の修復や新たな環境創造等のための技術開発
貴重な自然環境等に関するモニタリング調査
磯の生物調査 干潟に関する調査研究

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
2005年10月21日
県内各区域の取り組み事例
現状診断を踏まえ、先導的・モデル的な取組みを進めるべきと考えられる区域
→これらの区域における取組みの成果等を全県に普及
区    域 課題、特性、ポテンシャル 検討すべき施策 取り組み事例
宮 島 ●全島国立公園、弥山原始林などの貴重な自然
●干潟、藻場、自然海岸が分布
●NPOなどの団体による環境保全活動
●宮島水族館、包ヶ浦自然公園等
●貴重な自然環境等の保全
●環境学習・環境教育・住民参加の促進
●宮島の自然環境の保護・管理に関する検証
●住民参加ワークショップの実施
海田湾 ●悪化した水質・底質
●閉鎖性海域である広島湾の中でも、最も奥に位置
●技術開発、モニタリング調査の推進
●環境修復・創造事業の推進
●生物機能を用いた底質改善技術の研究開発
江田島湾 ●貴重な生物(カブトガニ等)の分布、湾奥部は藻場や育成水面 ●貴重な自然環境等の保全
●環境学習・環境教育・住民参加の促進
●貴重な生物の保護のあり方に関する検証
●カブトガニ等を題材とした環境学習・環境教育
安芸灘海域
(安浦町〜蒲刈町)
●周辺には自然海浜や大規模な藻場などの自然が分布
●グリーンピア安浦では滞在型の環境リーダー養成講座等を実施
●県民の浜では藻塩づくり体験が可能
●グリーンピア安浦、県民の浜等の施設
●環境学習・環境教育・住民参加の促進 ●グリーンピア安浦や県民の浜などの施設及びその周辺の自然環境を活用した環境学習・環境教育
安芸灘海域
(豊島南部海域)
●国天然記念物「アビ渡来群遊海面」
●藻場、自然海岸などが分布
●貴重な自然環境等の保全 ●鳥獣保護区(特別保護地区)における保護・管理のあり方の検証
安芸灘海域
(竹原市沿岸部〜大崎上島)
●貴重な生物(カブトガニ等)の分布
●国天然記念物「スナメリクジラ廻遊海面」
(阿波島南側)
●干潟・藻場・自然海岸が分布
●貴重な自然環境等の保全
●環境学習・環境教育、住民参加の促進
●貴重な生物等を題材とした環境学習
しまなみ海道
沿線地域
●地域全体をキャンパスに見たてた瀬戸内しまなみ大学の活動
●国立公園や自然海浜の分布
●向島マリンユースセンター等の施設
●環境学習・環境教育・住民参加の促進 ●瀬戸内しまなみ大学を主体とした環境学習・環境教育
松永湾 ●閉鎖性が高く、しかも浅海域が広く分布
●湾内に木材港が整備されており、木材片の漂着や堆積等の影響の懸念
●藤井川河口部に干潟や特定植物群落「松永湾の塩湿地植生」が分布
●技術開発、モニタリング調査の推進
●環境修復・創造事業の推進
●水質・底質データが少ない湾中央部での調査の実施
沼隈半島
南部沿岸域及び
その周辺島しょ
●国立公園である仙酔島や田島・横島などに自然海岸等が分布
●仙酔島では子供エコクラブの活動が見られ、宿泊施設やキャンプ場等も整備
●沼隈町では公衛協を中心にした環境保全活動が盛ん
●貴重な自然環境等の保全
●環境学習・環境教育、住民参加の促進
●仙酔島等のフィールドを活用した環境学習・環境教育

 
2005年10月20日
今後に向けて
県民、事業者、行政の各主体の適切な役割分担のもとで、相互に連携しながら瀬戸内海の環境の保全・修復・創造に向けた自主的・継続的な取組みが広がっていくことが期待されます。
 
2005年10月19日
今後に向けて 〜その2〜
市民団体による海岸清掃・調査活動 漁業関係者による植林活動
漁港海岸環境整備事業/クレセントビート(沼隈郡内海町 流域下水道建設事業/沼田川浄化センター(三原市
瀬戸内海の環境を守るために、できることからはじめてみましょう。
お問い合わせ/広島県 環境生活部 環境局 環境創造総室 環境調整室
〒730-8511 広島県広島市中区基町10-52 TEL.082-228-2111